- History -
フォン・ネビュラ率いる銀河ギャングの本社制圧作戦を破り、ヒーローファクトリーは勝利を収めた。
だがこの戦いはヒーローファクトリーに多くの課題を残すこととなった。
対フォンネビュラ戦にヒーローファクトリーが苦戦した大きな理由の1つが、通信機が機能しなくなった事による
統制の混乱である。ヒーローファクトリーはマクヒーローシティ内での通信電波を本部指令室が一括して管理する
通信統制システムを採用していたが、メルトダウンによって本社のメインシステムが乗っ取られた為にこれが機能
しなくなり、前線は混乱しヒーローファクトリー側の対応は大きく後れをとることとなってしまった。
ヒーローファクトリー社はこれを踏まえ作戦行動を支援する全く新しいヒーローの開発に着手、戦闘支援を目的とし、
通信能力に特化した第二世代ヒーロー「ネックス」が誕生し、タンカーステーション22での対ファイヤーロード戦で
エヴォと共に実戦投入されたネックスは大きな成果を上げた。
だが、続くウィッチドクターとの戦いでは再びヒーローファクトリーは苦戦を強いられることになった。
戦場となった惑星クアトロスの深いジャングルではネックスの通信出力では対応しきれなかったのだ。
そして、この問題に対処すべくネックスのモデルチェンジが行われることとなり・・・
【コメント】
個人単位で動く印象のあるトーアに比べてヒーローファクトリーは常に組織で動いているイメージがあったので、
「チームには支援担当のキャラクターがいてもいいだろう」と思い、アンテナが印象的だったBREAK OUT版
ネックスを通信兵風に俺化してみました。
ヒーローファクトリーは換装が売りなので今回は素体フレームを作り、アーマーや通信機は脱着が可能な作りに
しています。サイズもビークルやアクセサリーを手軽に作れるようにグラトリアン程度のサイズに抑え、
数体量産する事も見越して極力希少なパーツを使わないように気をつけながら作っています。
今回の実質的な主役である通信機ですが、当初は現行のタイプを意識して作っていましたが、技量不足でただの
箱にしかならなかったので「レトロフューチャー」を口実に計器類を付けました。