レゴサークル忘年オフ・レポート

2008年12月07日(日)、東京都墨田区で行われた「レゴサークル忘年オフ」に参加しました。
これまで私が勝手に「関東ニクル会」と呼んでいた集団は、実は正式名称を「レゴサークル」というらしいです。まぁウソではないですね(笑)。

さて。会場が東京の場合、ウチからだとちょっと遠くて、道中も長いので、今回はその辺りの雰囲気込みでレポートしてみます。
@ 近所のバス停から、東京駅行きの夜行バスに乗ります。料金は往復で\7,440。多分、これがいちばん安い方法だと思われ。
A 6時間ぐらいで東京駅に到着。その間一応、眠れます。しかし、この時期の朝5時は寒いですねー。
B 会場近くの曳舟駅。第1回全国オフの待ち合わせ場所。大荷物の怪しい連中がウロついていた、当時の風景が思い出されました(笑)。
C オフ会開始2時間以上前に会場到着!関東組は気合いが足りないのか、まだ誰も来てません。恐るるに足らずって感じです(笑)。
   仕方がないので、無者さん家の近くのファミレスで朝食をとりがてら、時間を潰すことにしました。後でガブリエルさんと合流します。
D 9時。ようやく開場。同時に開会。会場(部屋)の変更は事前に聞いていました。案内表示には「レゴサークル」の名前が。
   皆さん、墨田区とか江東区辺りの公共施設で「レゴサークル」の名前を見たら、それはニクル集団かもしれませんよ?(笑)
   創作活動室は、学校の「技術室」みたいなロケーションです。
   参加者は、ガブリエルさん、無者さん、紫陽さん、Loveジョイントさん、じょにいさん、looknobさん、かわずさん、ペグオさん、CTRさん、
   さちこさん、そして私GMの11名です。時間と空間にゆとりがあるせいか、まったりムードでセットアップ開始です。
   ちなみに、私は新作を用意する余裕がまったく取れなかったので、「手ぶらでトークゲスト」宣言をして参加させてもらったんですが、
   逆に「そうは言いつつサプライズ新作持参」宣言ととらえられちゃったみたいで、それが無言のプレッシャーとなり、皆さん粘って
   新作やら追加装備をこしらえたらしいんですね。お陰で、本当に手ぶらだと分かると、評判悪い悪い。肩透かしムード一色です(笑)。
   いや、その分このサイトの立ち上げとかに精を出してたんだけど…って言い訳も通じませんでした(汗)。うう…。


          それでは!参加者の皆さんの作品を順に紹介します。まずは、Loveジョイントさんの作品。

常軌を逸した超ド級作品・クララ!パーツを揃える財力もさることながら、何より、これを「やろう」とする精神的タフさがないと実現しないプロジェクト!
ある意味、非常にガイジン的なパワープレイです(笑)。既に何度かのバージョンチェンジを重ねていますが、今回は、あるガイジンの坊やに「黒くした
方が絶対カッコイイよ」とか何とか言われたのがキッカケで、黒主体とすべく改修を加えたとのこと。改修も、並大抵のことではないと思われます。

クララというネーミングは、これほどの巨体になると、そもそも自立させられるのかどうかが問題になるので、自立したときに「クララが立った!」って
台詞を言うためのもの(笑)。今回は、両脚に加えて剣を立てた3点支持で、見事自立に成功!オフ会終了まで、倒れることはありませんでした。
それにしても、このデカさを何と表現したものか。ミスティカのボトルヘッドがマッチするサイズって言っても…やっぱり、イメージしにくいですよね?
胸にコクピットがあり、実はフィグ乗りで、そのフィグがテクニックフィグという趣向もあるんですが、それも既に大きさを表す指標になってナイ!(笑)

     クララを前に、しばしあっけに取られてる風の男性(笑)との対比図、かつ、クララ背面。クララの身長は、大体75cm(!)ぐらいです。

こちらはテーブルとの対比。写真を撮るのも、少し離れないとうまくフレームに収まらない!(笑)とても被写体がニクル作品とは思えない感覚です。
そして剣のアップ。人間が持っても違和感ないですよ、コレ。大ぶりなはずのパーツ達が、刃の構成要素のほんの一部でしかないのがショックです。

スパイディ。脛のミスティカパーツや太股のメトロ足のモールドが、クモの巣パターンを連想させます。等身を押さえたマッチョ体形も、絶妙なバランス!

トランスフォーマー・オーボッツのナンチャッテ風(変形ナシ)表現。左の作品の青に見えるパーツは、本当はレアカラーの紫です。壷形のパーツは、
ベルビルに入っているものとか。右の作品は結構大型なんですが、それをライムメインで仕上げちゃう超大人ミッション!(笑)ライムの作品には昔から
憧れていました。でも、このサイズで具現化されると、ちょっと引くっていうか(笑)、コストのことを考えちゃって、ああ、やっぱりライム攻めははるかに
遠い道のりなんだなぁ…って現実に直面せざるを得ないっていうか。口のところにミスティカの弾丸パーツが配置されているのがカッコイイです。

お次は、じょにいさんの作品。

センチネル。リフトアームやアングルコネクタを効果的に組み込むのは、じょにいさんの得意技。足の甲側に軸スイング機構が見えていて、違和感が
ないデザインがクールです。通常の頭部を下げると、別の頭部が現われる仕組み。旧トーアヘッドとBJ受けだけでできているのに、目を思わせる穴が
あって、どこかレトロ風ロボっぽい表情が生まれていますね。

バンブルビーとオプティマスは、何度見ても納得の存在感。アングルコネクタや装甲の配置の妙で、いかにもTF的に変形しそうに見えるから凄い!

アーマスカー・ダイバーにはサポートメカが追加に。背中のユニットとの換装で、両肩にレーザー砲的装備が。下の写真は砲を下ろした状態です。
…って、サラっと紹介しちゃいますけど、こういう気の利いた追加装備をサラっと作れちゃうのは羨ましいですねー。

アイアンマン。ツルツルのヒドラクソン頭を真正面から見てるのに、この「顔」っぽさ。アゴに使っている初代トーアヘッドの万能っぷりについて
話をしました。腹部のサモラドライブも気になります(笑)。足の造形はキンブレイ2からのインスパイアだとか。ナイスフォローに感謝!


お次は、looknobさんの作品。

元ネタは、ゲーム「メトロイド」の主人公・サムスです。
肩アーマー×初代トーアヘッドの頭部に、目が仕込んである
TANさんばりの芸コマっぷり、胸に使用したジャラーマスクの
ハマり具合が気持ちイイです。

片腕が武器だとポージングも決まりますね。肘関節上部の
ホイール&ギアがハードな印象を加えていてクールです。

ボロックは、サムスが丸くなった状態をカラーバリエーション
組みで表現したナイスアイディア。その状態から繰出される
ボムも、ちゃんと付近に転がっています(笑)。
                                  お次は、ガブリエルさんの作品。
T-SUS規格の四脚メカ。本体のウネった有機的ディテールと、脚のスロープパーツの直線との対比がいい塩梅です。キャタピラ内蔵いいナー。
アーマードコア風味のT-SUS。ハードディテールな感じと全身コレ武装って感じが、遊んでみたい!と思わせる作品ですね。メトロ集光パーツの目も、
奇抜な使い方ではありませんが、カッコイイです。私も今度やってみようと思いました(笑)。
T-SUSもう1体。これもいいプロポーションとディテール。赤い軸を使った目の表現と、マスクの使ったバイザーの取り合わせが面白いですねー。
そしてテクニック・パネルビルドの白眉!リュウオーガ。無者さんからフェラーリを購入し、パネルの補充にいそしむガブさんでありました(笑)。