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【キンブレイ2】(2008)

「Technicle LEGO」で行われた「俺アーマスカー・コンテスト」用に制作した
「キンブレイ」を、「第3回全国オフ会」に持って行くために改修したものです。
便宜上、「2」を付けて初期型と区別しています。
…って、「俺アーマスカー」とか「全国オフ会」とか、知らない人には「?」な
タームをいきなり連発していますが、それらについて説明していると非常に
長くなってしまうので、ここでは、関連サイトの紹介にとどめておきますね。

Technicle LEGO
http://technicle.hobby-web.net/
BBS No.3の、記事No.1039以降が「俺アーマスカー・コンテスト」です。
初期型キンブレイは、記事No.1058にあります。

第3回全国オフ会
http://www.brickshelf.com/cgi-bin/gallery.cgi?m=2008JTNU
「Brickshelf」にアップされたレポート写真です。

大TOA -TAN's BIONICLE of the midnight.-
http://ryutairikigaku.blog22.fc2.com/
アーマスカーは元々、TANさんが考案したキャラクターです。
カテゴリーに「ARMASKERS」の文字のある記事を参照してください。
ちなみに、私のお気に入りは「ウォーファイア」です。

さて、アーマスカーの魅力は、もちろん【プロポーションと可動の両立】を
実現したカッコ良さにあります。でも、個人的には、ヴァキヘッド(VH)に
下アゴを装飾したことも、大きなポイントだと思うんですね。
ヴァキ発売当初、VHの形状そのものには心惹かれた私でしたが、案外、
ピタッとくる装飾方法ってないよな〜と思って、なかなか使えなかった覚えが
あります。それだけ、整った形状をしてるんですよね、VHって。

そこにメトロ胸をチョイスし、下アゴに見立てたのがTANさんの凄いところ。
メトロ胸って、直線と曲線の塩梅といい、VHとの大きさのバランスといい、
形状的な説得力といい、正にベストマッチに見えるんですけど?その上、
ギアを挟んで「歯」に見立てることもできるんですから、どこまでナイスな
アイディアなのかと!今でも、見る度に「スゲー…」って思いますからね。

だから、アーマスカーを自分で作るとしたら、まず、メトロ胸に匹敵するような
下アゴを仕立てることが必須条件だろう!と考えたわけです。
シンプルでいて、カッコ良くマッチするパーツがあればベスト、という方針で。

で、色んなパーツをVHと合わせてみたんです。
来る日も来る日も、マッチング・テストを繰り返して…。
でも、やっぱりかなりの難題で!もう、メトロ胸をそのまま使って、
他の部位で個性を出そうかと思ったぐらい(汗)。
どうしてそこまで頭部にこだわるのかといえば、ヒトガタを作るからには、やっぱり頭部は納得の行くものにしたくて。
「人形は、顔がいのちです」という「吉徳」のキャッチコピー、あれって本当にそうで(笑)、私の場合、コレっていう頭部ができれば、
その作品はもう完成したようなものです。作品の傾向がキャラクター寄りということもあって、頭部(顔)が決まると、
キャラクターとしてのイメージを広げやすくなるので、その先のアイディアを出す上で、また、創作意欲をキープする上での原動力に
なるんですよねー。「この頭部ができたからには、何としても(作品として)成立させちゃるっ!」って感じでしょうか(笑)。
ニクル仲間との会話で、「どの部位から作り始める?」という話が出ることがありますが、だから私は、頭部から始めることが多いです。

で、試行錯誤の末にチョイスしたのは狼ヘッド!「アゴ」そのものという意味では意外性に欠けますし、装飾によるバリエーションの余地も
ありませんが、これ一発で凶悪な表情が出せる点を買っての採用です(作るからには悪役、というのが私の基本方針なので)。

狼ヘッドの色は、黒、暗赤、銀しか選択肢がありません。同色のVHと合わせてみたら、何だか重い感じがしたので、合わせやすい銀に。
VHの方は、頭部をアクセント的に目立たせたくて、何となく暗赤にしました。
銀色の狼ヘッドは、お城シリーズの「8822 ガーゴイル橋」にしか入っていないパーツです。
http://www.brickset.com/detail.aspx?Set=8822-1
それ欲しさに、半額セール等を利用して2箱買ってしまいました。お陰で、橋脚などのシステムパーツが余る余る(笑)。

狼ヘッドとVHとの合わせ具合については、VHの角度をボールジョイント(BJ)で調整し、できるだけ隙間をなくそうとしています。
狼ヘッドの牙(奥歯に相当する?小さな突起)が、VHのスリットにちょこっと掛かっているのがミソって感じでしょうか。
BJを可動部に使わず、取り付け角度調節のためにだけ使うのは、GM的には最早、常套手段と化してますねー(笑)。
接続は、VHの下のボール受け、狼ヘッドそれぞれから下に軸を伸ばし、軸穴の並んだカムパーツを利用してつなげています。
でも、それだけでは、いかにも取って付けたように見えるので、取って付けた感を隠し、かつ、下顎の銀色とのバランスも考慮して、
ヴェゾンのマスクを甲冑のカブトっぽく被せました。

でもそれって割とベタな使い方ですし、後端部のスパッと切れちゃってる感じも何とかしたくて、もうひと工夫と思い、マスクの曲線を
延長する感じで、後方に尻尾パーツを接続。1本じゃ寂しいので、何とか3本に増量してます。そうすることで、ちょっと飾りっぽく見えて、
ある意味「幹部キャラ」的な雰囲気が出るんじゃないかと思いまして。それから、H.R.ギーガーのエイリアンみたいに、後頭部が長い
感じにも、昔から憧れてたんですよねー。

ヴェゾンのマスクの中ほどにある軸穴は、装飾の欲求に駆られるところですが、曲線のシルエットを殺さないように、3軸を通して
穴を埋めただけで、何も取り付けずにおきました。そういう、ラインやディテールの塩梅って、いつも結構悩みどころなんですけど、
楽しいところでもありますね。今回の場合、狼ヘッドの目に当たる軸穴に軸を通すのかどうかとか(軸が若干軸穴からはみ出すのが
気になって通さず)、ヴェゾンのマスクの内側に見えている1×3×1/2リフトアームの中央のペグ穴を塞ぐかどうかとか(内側から
1×1丸プレートを取り付けて埋めましたが、大して効果はナシ笑)、ほかにも細かいところで無駄にゴソゴソやってます。

それから、狼ヘッドとヴェゾンマスクのマッチング感を増すための「橋渡し」として、ベベルギアと歯付きハーフブッシュで耳っぽいものを。
「もう一声」のディテールアップに困ったときのベベルギアは、今回も活躍。歯付きブッシュも、このサイズで密度感プラスが図れる
お役立ちパーツです。これで、何となく頭部が完成。VH後部の軸穴には、バラッキの目を付けて、穴埋め兼アクセントのつもり。 
ここまで作ったところで、甲冑というイメージが出てきたので、全体を銀色でまとめることに決定です。元より、トーアヌーバ以降、着実に
増殖を続ける銀色パーツ群って、形状といい、モールドといい、軟質ゆえにキズが付いたりするところ(笑)といい、凄く気に入ってて。
何とかうまいことビルドに組み込めないものかと、あれこれ考えを巡らせてはいたので、ようやく実行に移すときが来たって感じでした。
今回は、パーツの形状というか、曲線のラインを生かす方向で、好きなパーツをガンガン投入してみた次第。

芯が軸2本で構成される首回りの野暮ったさを隠すべく、ヴェゾンマスクをもう1つ利用して、襟に見立てています。
甲冑って、襟みたいなものが付いているイメージがあって。また、首の後ろの曲線の具合もイイんじゃないかということで、採用です。

首回りの雰囲気から、今回は、なで肩にしようと構想。ヌーバ胸アーマーを逆さにして、左右からサンドイッチにします。肩口から
胸辺りにかけての筋肉っぽく見えれば幸いですが。一応、襟のラインからの連続性ということも意識しています。
こういうときの組み方は、頭部とヌーバ胸アーマーをいろいろな角度と位置で合わせてみて、ココだ!と思う組み合わせ方が見えたら、
その角度、その位置で接続するための方策をひたすら探します(笑)。うまく表現できなくてもどかしいですが、接続による完全固定が
できないならば、ガタつきの余地をなくすように次のパーツを配置することで、事実上固定されていれば問題ナシ!というスタンスで。

胸元のラインは、マンタックスの爪の曲線で表現しました。今回は、爪とか剣とかいったパーツを、形状のみ生かして、武器以外の
用途に使ってみる、というのをテーマにしています。マンタックスの爪は、適度に小ぶりで、だけど鋭くて、根元のヘアピン角度の
ウネウネ感も素敵なので、何としても使ってみたかったパーツです。結果的には、ウネウネ部分は隠れがちになりましたが、曲線の
ラインは生かせたので、まずまず、満足しています。

肩アーマーはアクソン斧。実は、最初からアクソン斧を使おうと思っていたのではなくて、アクソン斧の根元の部分にある、
スプリングが何本か並んだようになっている部分の「隙間」、凹凸の具合を見ていたら、軸を通したらパチッと決まりそうな気がして、
試してみると、うまい具合に固定できたんですね。
試しにボロックシールドを取り付けてみると、厚みと丸みが出てイイ感じに。これはもうどこかに利用しないと気が済まねぇ!ってんで、
肩アーマーに落ち着いたというわけです。いわば、パーツネタ先行パターンすね。
なお、このアクソン斧の無理ハメ装飾、私としては、気にならない範囲なんですけど、斧側に少し傷が付くことは確かなので、試して
みようと思った人は、自己責任でお願いします。
で、アクソン斧のペグ穴部分からの盛り上がり具合を筋肉に見立てるとともに、肩口に用いたヌーバ胸アーマーとのライン的整合性
(パーツを合わせみたときの、隙間ラインがピッタリくるってことです)から、この角度での取り付けとなりました。斧の刃に着目して
肩アーマーを考えたら、絶対にこのような配置にはならないと思うので、結果的に面白いことになったと思っています。
腹部は、三角パーツを重ねて腹筋っぽく。一応、どこかに本家に対するオマージュみたいなものを入れたいと思っていたので、
アーマスカー・デストラップの腰部に付いている「前掛け」を念頭に置きながら組んでみました。重ねる方向は逆ですけど。
体側の筋繊維的に、尻尾パーツを配していますが、改修に当たって、マーリ・シリーズの軟質チューブを追加しました。
こういうのが体幹部に巡っていると、いかにもバイオメカ的に見えますよね。ただ、チューブの長さが意外に制約になるので、
簡単そうに見えて、実はなかなかピタッと決められないです。

腰は、今回最も悩んだ部分です。これまでの作品では、腰そのものを作るのではなくて、大腿部にボリュームを置くことで、
腰に見えるようにする方法を取ってきたんですが、今回は、腰部そのものを作ろうと意識して組んでみました。
仕上がってみると、別にどうってことないのがアレですけど(苦笑)、これまでよりは存在感のある腰部になったのではないかと。
中央に配したヌーバ肩アーマーは、今回ココにしか使ってません。三角形の穴には、1×1丸プレートがピタッとハマります。
さらにディテールを増すために、内側にシステムの牙パーツを重ねました。通称・キバットバット3世です(分かります?笑)。
その両側の、マンタックスの爪、デバステイターのロボ腕+バイキングの角は、隙間埋め目的で改修した部分です。でも、密度は
増しましたが、隙間埋め以上の効果は得られませんでした。もう少し、大腿部アーマーとのマッチングを考えるべきでしたね。
                                                                      (つづく)