タンクは、前部も悩みどころでした。
タンクとしての丸みをキープしつつ、ハンドルを切る際に干渉しない
ようにしなければならないという命題。フロントフォークが予定よりも
太くなったこともあって、結構キビシかったですね。
最終的には、ここもホッケープレイヤーの足に落ち着いてます。
ちなみに、ハンドルは固定にすることも考えましたが、バイクでは
唯一の可動部らしい可動部なので、可動にしてあります。
そのために苦労した部分もあるんですが、ハンドルを切って写真を
撮っても、劇的にカッコ良くなるわけじゃなかったので、結果的には、
切れても切れなくても良かったなと(笑)。
そして、エンジンの前部。
ファントカ・シリーズのアバラ骨、トライダックスポッド・ランチャーを
使ったのは、生体バイクという意識があったからですが、
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勿論、仮面ライダーBLACKの愛車・バトルホッパーを意識してます。
その下部は、バラッキのアゴのフィン部分を生かそうと、テクニック・
パネルと組み合わせてみました。アゴ先の3本牙は隠してます。
テクニック・パネルは、あまり目立たせるとテクニック色が強くなって
しまうので、ここのみの使用にとどめています。
内部には、プーリーやら何やら、適当に詰め込んでみただけです。
タンクの下部にあるのは、ミスティカ・タフーのスモール・ブレード。
http://www.bricklink.com/catalogItem.asp?P=61795
タンクの下のラインに合わせつつ、エンジンとの間を上手い具合に
埋めてくれました。エンジンの前部がゴッチャリ系になったので、
この辺りにツルッとした面が欲しかったという意味でも、バランスが
とれたかと思います。空気を取り入れられそうなスリットもあるし。
配置としては、結構お気に入りのポイントですね。
エンジンの前方には、何となくステップを配置してみましたが、
今にして思えば、ちょっとマズかったかな?と思う部分ですね。
というのも、タイプの違うバイクをイメージ・ソースにして、形状的に
イイトコ取りをしたことによって、バイク自体のコンセプトの方が
あやふやになってしまったんですね。
この形状のバイクなら、ステップはエンジンの後方にあった方が
しっくりくるんじゃないか?と思うわけです。バイクに詳しいわけでは
ないので、ライディングポジションまでは計算してなかった(苦笑)。
あ、気にならない人はどうか黙っていてくださいね(笑)。
リア周りです。
タイヤの前方にある、いかにもフレームっぽいモールドのパーツは、ヴィソラック・ヴォータラックの牙。
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このモールドをどうしても生かしたかったんですよねー。しかし、このパーツの前半分は、モロにロブスターのハサミって感じになっているので、
そこはどうしても隠さなければならず、車体下部でエンジンの陰になるように配置しています。その調整には、若干苦心しましたね。
そしてマフラー!バイクを作る上では、どうしても外せないが、ニクルパーツで、いやレゴで的確に表現するには、ハードルが高い高い!
本当は、エンジンからウネウネと延びてきてて、左右非対称になっていたりするとカッコイイじゃないですか。でも、それは無理な話で。
エンジンから出すのは早々に諦めて、リア周りだけ見えてて、マフラーに通じている感じに見えさえすりゃいいや!って気持ちで組みました。
フレキシブル・ホースなら、ウネウネ感は出せるかもしれませんが、メカ物に使うと、やっぱりマフラーじゃなくてホースにしか見えないし。
そこで、丸みを帯びたパーツから、ラクシヘッドと騎士アーマーをチョイスして、何となく配置してみた次第です。これが限界でした(苦笑)。
それから、本当はマフラーとは別に、リアタイヤを保持するスイングアームを作らなきゃいけないんですよね。
大きな誤算だったのは、前の方から組んできて、ここで初めて、リアヤイヤの方がフロントタイヤより太いことに気付きまして!(笑)
そもそも、マフラーとスイングアームを別々に組むのは非常に細かい細工になるところですが、タイヤを同じ幅だと思って組んできた
この段階では、マフラーの内側にスイングアームがあるという設定にして、両者を兼用にするしか選択肢がなくなってました(苦笑)。
それに対して、マフラーの端部、サイレンサー付近は、当初から割とハッキリしたイメージがありました。
V-MAXの2009年モデルを見ていたら、「おっ!コレってファントカ・レーバのジェット・パックで表現できそうジャン!」って思いつきまして。
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噴射口に銀色のホイールを付けたら、何となくイイ感じに。基部には、システムニクル製品に入っている武器パーツが上手いことハマったので、
その気持ちよさを、そのまま生かしてみました(笑)。細いところには、フレキシブル・ホースの短いのを被せてあります。
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写真左は、車体底面。ハンドルから前は取り外しています。
前述した、ヴォータラックの牙の「ロブスター風モールド」がよく分かると思います。
一応、底面もそれなりに気を遣って組んでみましたが、マフラーの内側はバレバレですねぇ。
写真右は、真上から見たところで、シート周りを。
シートには、仲間内で流行っていた、スリックタイヤを使ってみました。アングルコネクタがスッポリ通るんですよね。アングルコネクタで
角度を付け、2つ連結したものです。ゴム製パーツを使うことで、シートっぽい柔らかさが出ればと思いました。
シートの両サイドには、マーリ・ヌパルのアーマーを配置。形状的にも、シート部分が浮かないように、絶妙にカバーしてくれた感じです。
この写真を見ても、タンクの幅はもう少しあってもよかったですよねー。
最後に後方からの写真を。
こう、マフラーがドーン!っていう感じ(笑)は、狙っていたところです。
リアフェンダーは、バランス上、かなりアッサリと仕上げています。マクータのマスクが、形状的にもよくマッチしました。
マスクだからって、テールランプ的に、中に集光パーツを仕込んでみましたが、このトンデモバイクに保安装置は無用だったかなー(笑)。
続いてはエンジン。
ここも、何とかエンジン風にまとめられれば、一応バイクに見えるんじゃないかということで、押さえたいポイントでした。